Suginari Morimoto
デザイナー:SUGINARI MORIMOTOの経歴とブランド創業について
神戸生まれ、学生時代から靴店に通う。
最初に就いた彫金の仕事に3年従事したのち、金属よりも人の肌に近い「革」という素材への興味を深め、次第に靴作りを志す。
25歳でNew Yorkに渡り建築や芸術に触れて知見を広め、帰国後に製靴学校と靴修理業で基礎を身に付け、2009年神戸にアトリエを構える。
当初メインであったビスポークシューズで、クライアントの要望を汲み取る接客とそれを具現化する高度な技術を磨くが、やがて、デザイナーとして自分自身の思い描くデザインやクリエーションを表現する方向へ傾倒するようになる。
2011年にレディースコレクションを立ち上げる。
2019年 自身の名を冠したコンセプチュアルなコレクションラインとしてSUGINARI MORIMOTOを立ち上げる。
SUGINARI ORIMOTOは一貫してハンドメイドで作られており、履き込む程に足に馴染むよう、植物由来のタンニン鞣しの革を主に使い、ハンドメイドだからこそ実現できる柔らかな履き心地を追求している。
Brand concept
普遍的なデザインを追求し、素朴でありながら品があること。
動物の生きた証である革に敬意を表し、手で革の感覚を感じ取って、素材の持つ魅力を最大限に引き出すこと。
そして、全ての工程を人の手によって行うことで、足に寄り添う靴を表現している。